Ryotaro
図形への視点が大きく変わったワケ
2026年05月23日
まずみなさん、このデザインを見てどう思いましたか?

僕の最初の印象は、
「なんかオシャレだな…」
以上です。
えっ、それだけ?
デザイナーを目指しているのに?
……そうなんです。
今までの僕は、自分の興味のあるテイスト以外のデザインに対して、「なんとなくオシャレ」で思考が止まっていました。
ですが、NOT DESIGN SCHOOLの課題を通して、こうした抽象的なデザインを“分析して楽しめる”ようになり、自分の表現の幅も大きく広がりました。
今回は、その変化について書いていきたいと思います。
自分の表現は偏っていた
今回取り組んだ課題は、
「図形だけで感情を表現せよ!」
というもの。
図形のみを使って、
ワクワク
安心
不安
怒り
を表現していきます。
まず最初に提出した作品がこちらです。

私はアニメやゲームが好きで、そこからインスピレーションを受けることが多いのですが、自分のデザインを見返すと、どこか稚拙に感じていました。
一方で、他の受講生の作品はモダンで洗練されたものが多く、自分には“グラフィック力”が足りないのだと痛感し、少し悲観してしまいました。
そこで、メンターの「しのこ先生」に相談したところ、こんな言葉をいただきました。
グラフィックの力は、最初から誰にでもあるものではありません。 私自身も最初から、キャラクター表現に頼らなかったわけではありませんでした。
大切なのは、日常的に「見る眼」を鍛えること。 日々のクリエイティブを意識的に観察し、
なぜそう感じたのか
どんな表現方法が使われているのか
を分析することで、表現の引き出しが少しずつ増えていきます。
※一部校正しています
この言葉を聞いて、今までの自分は「デザインを見ているつもり」で、実際には“なんとなく眺めているだけ”だったことに気づかされました。
2回目の提出で意識したこと

2回目の提出では、いただいたアドバイスをもとに改善を行いました。
特に、
シェイプの意味を考える
感情に合った形を選ぶ
モダンな表現を積極的に観察する
という点を強く意識しました。
また、「不安」のテーマ以外では、抽象的でモダンなデザイン表現も積極的に取り入れてみました。
前回と比べると、
テーマに合ったシェイプの使い方
余白や配置による印象づくり
洗練された見せ方
を少しずつ意識できるようになったと感じています。
図形への視点が大きく変わった
今回の課題を通して、図形に対する視点は大きく変わりました。
以前は、抽象的なデザインを見ても、
「なんかオシャレ」
で終わっていました。
でも今は、
このシェイプにはどんな役割があるのか
なぜこの形なのか
何を表現したいのか
を自然と考えるようになっています。
また、自分がデザインを作る時にも、
「どんなシェイプを使えば、この感情を表現できるだろう?」
と深く考えられるようになりました。
この視点を持てるようになったことで、以前は興味を持てなかった抽象的なデザインも、今では「なぜこの表現なのか」を考えるのが楽しくなっています。
デザインを見ること自体が、少しずつ面白くなってきました。
まとめ
今回の課題を通して感じたのは、デザインは「センス」だけではなく、“観察”によって育っていくものだということです。
今までは、なんとなく「オシャレ」で終わっていたデザインも、
なぜこの形なのか
なぜこの余白なのか
なぜこの配置なのか
を考えながら見ることで、少しずつ見える景色が変わってきました。
そして、それは自分がデザインを作る時にも大きく影響しています。
「この感情を伝えるには、どんな形が適切だろう?」 「このシェイプは、本当にテーマに合っているだろうか?」
そんなふうに、一つひとつの要素に意味を持たせて考えられるようになりました。
まだまだ学ぶことばかりですが、今回の課題を通して、“デザインを見る眼”が少し育った気がしています。
これからも日常のクリエイティブを観察しながら、自分なりの表現の引き出しを増やしていきたいと思います。

