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大正ロマンの先駆者・竹久夢二の美とデザインの魅力
2025年12月17日
要約を生成中...
皆さんは大正時代の画家・詩人である竹久夢二さんをご存知でしょうか?
私は、恥ずかしながら、今回デザイン史を勉強するまで知りませんでした。
そんな私でしたが、彼の作品を見た瞬間、
「なにこれ、かわいい・・・」
と、大正時代の乙女たち同様、彼の作品に心を奪われました。
100年経過した今でも色褪せない「かわいい」がそこにありました。
彼について調べていくと、画家・詩人という肩書きだけにはおさまらない人物であることが分かりました。
書籍装幀
楽譜のデザイン
雑誌のデザイン
千代紙・封筒などの雑貨デザイン
広告デザイン
・・・
現代でいうところのグラフィックデザイナーでもありました。
私の好きな作品
↑こちらは、課題用にまとめたものになります。
私が特に好きな作品は、「遙かなるサンタ・ルチア」の楽譜表紙に使われているデザインです。
手書きの幾何学模様とテキスト、青と茶色の上品な配色。
おしゃれでモダンな印象を与えてくれますが、手書きゆえの温かさが心地よいです。
ちなみに、青と茶色の配色は、ファッション業界では、「アズーロ・エ・マローネ(イタリア語で「青と茶色」を意味する)」と呼ばれ、イタリアではメンズファッションの定番配色だそうです。
奇しくもサンタルチアはイタリアのナポリにある港。
「アズーロ・エ・マローネ」の配色がイタリアのファッション業界で定着した時期がいつ頃かは分からなかったのですが、もし、彼が独自の感覚でこの配色にしていたとしたら、その先見の明にも驚かされます!
作品の特徴
彼が活躍していた大正初期〜昭和初期(1912年〜1934年)というのは、世界ではアール・ヌーヴォーからアール・デコへの変遷の時代。
彼の作品にも、それぞれの影響を受けた様子がうかがえます。
植物や女性の描写
文字への装飾
幾何学模様
また、色へのこだわりも強く、原画の余白には、色使いや発色に対する詳細な印刷指示もあったようです。そのこだわりから、色使いの美しさにも定評があったようです。
上記の「雲雀」の作品の女性は、カチューシャ(?)や頬だけ色がついていて、ポイントの色使いがとても贅沢ですね。
最後に
竹久夢二という偉大な方を知ることができて、彼の作品に出会えて、率直に嬉しいです。
NOTdsの一番初めに「デザインとは?」という講義があり、その中で、
「デザインとして機能を果たしつつ、どのくらいアートの力を入れるか」という考え方
が大切である、ということを学びましたが、彼はその考え方を強く意識していたのではないかと思いました。
竹久夢二について
本名:竹久 茂次郎(もじろう)、1884-1934。
藤島武二への憧れからペンネームを夢二とした。
大正時代の、画家・詩人であり、書籍・雑誌・楽譜などのデザインから広告デザイン、暮らしの中のデザインまで幅広く手掛け、現代のグラフィックデザインの草分けの一人とも言われている。
「夢二式美人画」と呼ばれる、独特な憂いを帯びた女性の抒情画を確立し、当時の大衆(特に若い女性)から絶大な人気を誇った。
(抒情画=画家自らの感情を表現した、少女のためのイラストレーション)
(参考文献)
竹久夢二/画, 谷口朋子/文, 藤本邦治/写真(2005).『夢二デザイン』. ピエ・ブックス
石川桂子/執筆, 丸山伸彦/執筆, 竹久夢二美術館/監修(2014).『夢二の色 竹久夢二を魅了した7つの色彩ブック』. 美術出版社
石川桂子/編(2021).『大正ロマン手帖 ノスタルジック&モダンの世界』. 河出書房新社

100年経過した今でも色褪せない「かわいい」って素敵ですね✨️
言語化もわかりやすくて丁寧🫶
ありがとうございます🥹
本当に、素敵です✨この柄のノートとか売ってたら即買いしそうです💖