Sato / サトウユキ / 新カリキュラムモニター
NOT DESIGN SCHOOLでの1ヶ月目を振り返って
2025年12月01日
要約を生成中...
私は、11月からNOT DESIGN SCHOOL(NOTds)での学習を開始しました。
受講するカリキュラムは「グラフィックデザイン」で、1ヶ月目は「デザイン基礎」を学びました。
1ヶ月経過してのまとめを書いていきます。
私は元々、モーショングラフィックスデザイナーとして活動したいと考えてAfterEffectsを使い映像制作の学習していました。
しかし、今までデザインをしっかりと学んだことがなく、映像制作でデザインで悩む事が多くなりNOTdsに入りました。
なので、デザインはほぼ初心者レベルだと思います。
1ヶ月目で取り組んだのは以下になります。
言語化ワーク(毎日継続中)
デザイン史から“自分の好き”を探る
フォントを知る、使う
色を知る、使う
形を知る、使う
余白を知る、使う
言語化ワーク
自分が「いいな」と感じたデザインを題材に言葉でデザインを分析する
最初にデザインを見た時の自分の感情を書き出し、次にその感情がどういう要素から出てくるのか書き出します。
見た目だけでなく、過去の体験や感情まで掘り下げて分析するワークです。
今まではデザインを見ても「なんかかわいい」「なんかかっこいい」だけで終わっていましたが、かわいいの中でも例えば“大人可愛い”なのか、“ナチュラルで可愛い”なのか印象の違いがわかってきました。
また、こういう印象のデザインを作りたい!となった場合も、どうしたらそういう印象のデザインを作ることができるのかも考えられるようになってきました。
例えば、ちょっと贅沢な贈り物のデザインを作りたい時は高級感を出すならゴールドを使用しよう!文字やあしらいに少しゴールドを使用したらちょっと特別感が出るな!などの判断ができるようになってきた感覚があります。
デザイン史から“自分の好き”を探る
デザイン史を学んで自分の好きを知る
デザインの歴史を学び、自分の好きなスタイルまたはデザイナーを調べて分析をします。
私はアール・ヌーボーを選びました。
アール・ヌーボーは19世紀末〜20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に流行した芸術様式の総称であり、フランス語で「新しいアート」という意味です。
産業革命後生まれたスタイルのため、工場での大量生産が難しい、しなやかな曲線や細かい装飾が特徴としてあります。
元々アールヌーボーは大好きで美術展も時々行っていて知っていました。
この課題なら絶対アール・ヌーボーだ!と考えて選んだのですが、メンターさんから「アール・ヌーボーを好きになったきっかけは?」と質問されて、浅い答えしか回答できませんでした。
今改めて考えると昔TVで「オーラの泉」という番組をやっていて当時大好きでよく見ていました。
その番組に出ていた美輪明宏さんがよく芸術の事を話していて本も持っていたので、オーラの泉がきっかけだとわかりました。
そうやって掘り下げて深く考えるのが、だんだん自分好きなデザインに繋がるのだと思いました。
フォントを知る、使う
フォントが違うだけで印象が変わる
デザイナーがよく使う定番フォントを学び、フォントのみで印象を作成する課題です。
色は真っ黒と真っ白のみで、装飾は禁止です。
この条件で、下記4パターンの印象を作ります。
上品・クラシック
若々しくカジュアル
モダンで洗練された印象
エッジィで個性的
フォントも今まで何となくで使っていて、フォントの印象まで考えた事がなく時間がかかった課題です。
課題のページを読んでも全然頭に入らなかったので、本を購入しフォントについてまとめながら頭に入れていきました。
ここで学んだのが、そのフォントを使う根拠を説明できる重要性です。
色を知る、使う
色だけで印象を作る
これも色だけで4パターンの印象を作る課題です。
装飾はNGでグラデーションはOKです。
ここでは、それぞれの印象でカラーパレットの場所が全然違う事とグラデーション使用の難しさに気づきました。
高級感なら黒、ポップなら彩度が高い色などカラーパレットの場所が全然違いました。
また、グラデーションは重厚感やテクノロジー感を表現することが出来ますが、使い方によっては意図しない印象やチープになってしまう事もあるので注意が必要という事を学びました。
形を知る、使う
形だけで印象を作る
今度は形だけで4つの印象を作る課題です。
色はモノクロはOKです。
作っていて楽しかった課題です。
図形の形やサイズや配置の仕方で印象が変わるのが驚きでした。
メンターさんからは図形の他の配置の仕方も教えていただき、配置の仕方でも印象が変わるのが驚きました。
また、他の方の作品を見ると皆さん十人十色で見ていて奥が深いなと思いました。
余白を知る、使う
デザイナーは余白を置いている
デザイン基礎の最後は余白の課題でした。
ロゴや写真を使用して、架空のライフスタイルブランド『SEN』のイメージポスターを作ります。
デザイナーは余白を置く感覚だそうですが、これも悩んだ課題です。
ここで学んだのは、余白を使うことで視線の流れを作ったり、空気感が生まれることです。
1ヶ月目のまとめ
この1ヶ月で言語化ワーク、デザイン史を知る課題、フォント・色・形・余白の課題を進めてきて、デザインを感覚ではなく根拠を持って判断できる脳みそに少し近づいたと思います。
また、先輩方のデザインを見る機会があり、自分の不足しているスキルも見えてきました。
来月もまた課題があります。
デザインつよつよクリエイターになるべく、引き続き取り組みます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


ナイス振り返りです👍✨